家屋の微動探査って?住宅の耐震性能を調査します。住宅の玄関や1階・2階に微動計を設置し調査することで住宅の耐震性能を確認できます。騒音もなく、床や壁を傷つけることもなく計測可能です。木造の戸建て住宅2階建て、3階建てが対象となります。家屋の微動探査でわかること①地盤と建物の揺れ方による「建物への影響度」計測時の微動計の配置イメージお家と地盤の揺れ(一往復するのにかかる時間)固有周期を測定します。また、地盤と建物が「共振」するかが分かり、共振するか否かで建物への影響度が大きく変わります。建物の「小屋裏」「2階床」「1階床」各重心位置と建物周囲1か所に微動計を設置し計測します。②建物の重心・剛心箇所から想定「建物の弱い箇所」2つの測定で建物の弱い部分が分かる建物の2階の四隅に微動計を置き建物の硬さの中心=剛心計測を行う事で耐震性能の「弱い」所を想定します。弱い部分が分かることで、耐震補強をするべき箇所が明確に提示可能になります。③耐震性能「あるはず」から実測による「数値で確認」新築住宅は2回、既存住宅は3回の調査を推奨新築住宅の場合、「設計時」の耐震性能が「中間時」・「竣工時」に設計通りの耐震性能を保持しているか「数値で確認」することができます。既存住宅に関しても「現状の耐震性能」を測り、「耐震補強後」と「完成時」に「数値で確認」することが可能です。